Alteryx Designer Advancedを受験しました
1月末にAlteryx Designer Coreを受験し、その記録として以下のブログを書きました。
今回は次のステップということで中級者向けの試験であるAlteryx Designer Advancedに合格したのでそれについて書いていきます。
Alteryx Designer Advanced概要
Coreの試験で受けた基本的な操作や概念に加えて、より高いレベルで幅広い機能についての理解度を測定します。
・受験費用:無料
・時間 :2時間
・問題数 :40問
・出題形式:4択の単一選択or複数選択。知識問題とハンズオンで答えを導く問題
・提供言語:英語
Coreと同様に、試験中はヘルプの参照やAlteryxのツールを触ったりできます。Advancedの提供言語は英語のみでしたので、翻訳アプリなども活用しながら進めました。また、ハンズオン形式の問題は10点と配点が高いため、ここを落とさないようにワークフロー作成の練習は必須です。
Alteryx Designer Advancedの勉強方法
基本的にはCore受験記でも紹介したコンテンツは引き続き活用しつつ、さらに今回は勉強する範囲の確認と反復練習のため、試験ガイドを活用しました。ガイドに記載のある範囲のツール学習や、練習問題を実施しました。
Advancedで出題される内容として、以下のような項目が出題されます。
・高度なデータの準備ツール
・正規表現によるパース
・空間分析
・レポーティング
・マクロ
・分析アプリ
・データ調査
また、ウィークリーチャレンジのインデックスを確認しながら、特に理解が難しい空間やマクロなどを中心に練習をしました。
今回はかなり試験範囲が広いのに加えて、Core同様に、ツールのインターフェースや特定条件下での処理結果など、全体的に押さえておかないと厳しかったです。実際のところ、試験は無料なので一度受けてみて、分からなかった点についてよく復習するということが最も重要だと感じました。
Alteryx Designer Advanced受験のポイント
とにかくハンズオン問題をこなそう
冒頭でも触れた通り、まずはハンズオン問題の配点が高くかつ全体の問題数も多いので、ここ問題を2問落としてしまうと不合格となります。ですので、ハンズオン問題を確実に解けるようにしておかなければなりません。2時間で40問(ハンズオン問題はそのうち4問)と、Coreよりも時間に余裕があるかな?と思っていましたがそんなことはなく、かなり時間に追われます。
ハンズオンではデータの加工から集計まで網羅的な出題がされますが、私の所感では以下の部分のスキルが問われていると感じました。
・正しくデータの入力ができるか
・正しくデータの加工ができるか
・基本のツールを使いこなせるか
・空間ツールを使いこなせるか
マクロや分析アプリは実際に構築して勉強したほうがいい
公式ヘルプやツールの例での勉強はツールの概念を理解するのに重要ですが、実際に出題される問題はマクロの実行画面のイメージや動作について問われる問題も多かったです。ツールの例ではアプリの実行画面まで再現できないため、実際に自分で作成してみるとスムーズに理解できるかと思います。
空間分析は思ったより難しい
Advancedの試験では空間分析の問題は3割程しか取れず、、かなり難しかったです。ここはウィークリーチャレンジの実践形式で覚えていくのがスムーズなのかなぁと思います。
最後に
1月末にCoreを受けて、すぐにAdvancedも受かるのではと勘違いしておりましたが思いの外苦戦してしまいました。受験範囲が広い分勉強も大変になるかと思いますので、今回の記録がどなたかの役に立てますと幸いです。